第1章 災害の現況と課題 

放火火災予防対策

○ 火災原因の第1位をご存知ですか?
 放火です。全火災件数(63,591件)のうち、実に8,120件が放火による火災となっています。これに、放火の疑い(6,288件)を加えると、14,408件(22.7%)となります。

○ 放火火災はどこで発生しているのでしょうか?
 建物で多く発生しています。建物火災件数(34,130件)のうち、放火が3,797件、放火の疑いが2,500件で、それぞれ建物火災の原因の2位と4位となっています。
 また、車両火災件数(8,454件)のうち、放火が1,206件、放火の疑いが929件、合計2,135件で、車両火災の4件に1件は、放火が原因となっていると思われます。

○ 放火火災はいつ発生しているのでしょうか?
 放火及び放火の疑いによる火災は、午前9時が最も少なく、時間とともに徐々に増加し、午前3時がピーク(午前9時の約5倍)となり、その後下がっていく傾向がみられます。やはり、暗い時間帯が多くなっています。

○ 放火火災はどのような状況で発生しているのでしょうか?
 放火は、人目につきにくい、燃えやすいものが放置されている、侵入しやすいなどいくつかの条件が重なった場所で起きやすいようです。

○ どのようにすれば放火を防ぐことができるのでしょうか?
 新聞紙などの燃えやすいものを外に放置しないこと、暗いところなど死角をなくすこと、部外者が容易に侵入できないようにすること、機器等を活用すること(人が通ると点灯するセンサー付の照明器具の設置、防炎化された自動車カバーやバイクカバーの使用等)など地域ぐるみで対策を行っていくことが重要です。
 また、ご家族やご近所の方々と放火について普段から話し合うなどの心がけも大切です。
 


 

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