第2章 消防防災の組織と活動 

(2)教育訓練

ア 教育訓練課程
 消防大学校に現在設置されている教育訓練の課程は、2部9学科である(第2-3-3表)。
 これらの課程では、消防幹部としての高度な教養を身につけ、また、特に近年は、危機管理、惨事ストレス対策、地震災害等大規模広域災害に対応するための部隊運用、航空消防防災活動に係る科目を充実するとともに、民間有識者や社会福祉分野の専門家の講義を積極的に取り入れ、監督者、指導者として幅広い資質の向上に努めている。

イ 教育訓練の実施状況
 消防大学校(消防講習所を含む。)の卒業生は、平成13年度末現在で2万8,003人となっており、平成14年度入校者の計画人数は834人である(第2-3-4表)。
また、平成13年度には中華人民共和国からの研修生(3人)を受け入れた。

ウ 実務講習
 消防大学校で実施している実務講習は、次のとおりである。

(ア)トップセミナー
 消防防災行政の最高責任者である消防長等に対して、現下の重要課題の現状と問題点等を主眼とした教育訓練を実施している。
(イ)放射性物質災害講習会
 原子力施設所在市町村等の消防本部の隊長等に対して、放射性物質災害に対する対応能力を向上させるための教育訓練を実施している。
(ウ)危機管理(大規模災害発災時に係る災害対策活動)講習会
 地震等の大規模災害発災時に必要とされる緊急災害対策活動を有効に展開できるようにするために講習会を実施している。
(エ)消防学校長研修会
 消防学校の学校長等に対して、消防学校運営及び学校教育に必要な教育訓練を実施している。
(オ)航空消防防災講習会
 消防防災航空隊の隊長等に対して、航空消防防災活動に関し必要な教育訓練を実施している。
(カ)緊急消防援助講習会
 緊急消防援助隊の都道府県隊長等に対して、大規模災害時における連携活動の実施等に関し必要な教育訓練を実施している。
 

 


 

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