第1章 災害の現況と課題 

〜小規模ビル避難等訓練マニュアル〜

 平成13年9月に発生した新宿区歌舞伎町ビル火災を踏まえた消防審議会答申(平成13年12月26日付け)において、当該火災が大惨事になった要因として「階段室の物品存置」「避難訓練の未実施」「消防用設備等の点検未実施」「初期消火、通報及び避難誘導等の初期対応を的確に行うことができなかったこと」等が挙げられ、防火管理、とりわけ初期消火、通報及び避難誘導等の初期対応を的確に行うことが重要であるとされました。
 消防庁では、これらの状況を踏まえて小規模ビルの関係者がわかりやすく、取組みやすいものとなるように避難等訓練を5つに分割したマニュアルを作成、配布しました。

【小規模ビル避難等訓練マニュアル】
 マニュアルは、〔1〕消火訓練、〔2〕通報訓練、避難訓練等(〔3〕階段、通路等を使用した訓練方法、〔4〕避難器具を使用した訓練方法、〔5〕日常点検のポイント)で構成されていますが、消火訓練の例は、次のとおりです。
 
消火器を使用した場合の訓練方法・屋内消火栓を使用した場合の訓練方法

 第1節 火災予防

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