第2章 消防防災の組織と活動 

(3)安全管理体制の強化

 平成15年6月の神戸市における建物火災、7月の熊本県水俣市における土石流災害、8月の三重県多度町におけるごみ固形化燃料発電所爆発火災において、消防職員及び消防団員が殉職する事故が相次いで発生した。
 消防庁では、この事態を重く受け止め、安全管理体制の再点検、安全管理マニュアルの徹底について通知を発出した。また、今後の再発防止に資するため、平成15年10月から学識経験者や消防関係者で構成する「消防活動における安全管理に係る検討会」を開催し、安全確保策の充実強化策などについて検討を行い、安全への高い意識と高度な判断力の重要性、トップマネージャーが危険性のある物質等への知見を深めるための「新しい態様で使用される物品の火災等に係る情報の一元化システム」、心理学の要素を反映した効果的な教育訓練手法、現場指揮体制の充実等について平成16年11月に取りまとめた。

 第2節 消防職団員の活動

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