第1章 災害の現況と課題 

(1)平成17年以降の主な地震の概要

 平成17年中の震度4以上を記録した地震は、第1−7−4表のとおりであり、平成17年1月から平成18年10月までの主な地震災害の概要は、以下のとおりである。

第1-7-4表 平成17年1月から平成18年10月までの国内の主な地震災害(1)
第1-7-4表 平成17年1月から平成18年10月までの国内の主な地震災害(2)
第1-7-4表 平成17年1月から平成18年10月までの国内の主な地震災害(3)
第1-7-4表 平成17年1月から平成18年10月までの国内の主な地震災害(4)
第1-7-4表 平成17年1月から平成18年10月までの国内の主な地震災害(5)

 ア 福岡県西方沖を震源とする地震
 平成17年3月20日10時53分頃、福岡県西方沖を震源とするマグニチュード7.0の地震が発生した。
 この地震により、福岡県福岡市、前原市、佐賀県みやき町で震度6弱、福岡県須恵町、新宮町、志摩町、大川市、碓井町(現:嘉麻市)、春日市、久留米市、久山町、粕屋町、二丈町、穂波町(現:飯塚市)、佐賀県上峰町、白石町、七山村(現:唐津市)、長崎県壱岐市で震度5強、福岡県大野城市、若宮町(現:若宮市)、高田町、福津町(現:福津市)、柳川市、篠栗町、志免町、遠賀町、宗像市、大島村(現:宗像市)、小郡市、朝倉町、浮羽町(現:うきは市)、大木町、那珂川町、宇美町、中間市、直方市、飯塚市、筑穂町(現:飯塚市)、大刀洗町、添田町、佐賀県久保田市、千代田町(現:神埼市)、白石町、小城市、唐津市、鳥栖市、諸富町(現:佐賀市)、川副町、神埼町(現:神埼市)、嬉野町(現:嬉野市)、多久市、大和町(現:佐賀市)、三田川町(現:神埼市)、三瀬村(現:佐賀市)、江北町、東与賀町、北方町(現:武雄市)、大分県中津市で震度5弱を記録した。
 その後、同地方を震源とする震度4以上の余震が8回観測された。
 この地震による被害は福岡県を中心に、死者1人、負傷者1,204人、住家の全壊144棟、半壊353棟、一部破損9,340棟となっている(平成18年9月30日現在)(第1−7−2表)。

第1-7-2表 平成17年福岡県西方沖を震源とする地震の被害の状況

 特に福岡市西区の玄界島においては、住家の全壊107棟、半壊46棟と被害が著しく、大多数の島民が島外に避難した。
 イ 宮城県沖を震源とする地震
 平成17年8月16日11時46分頃、宮城県沖を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生した。この地震により宮城県川崎町で震度6弱、宮城県石巻市、涌谷町、田尻町(現:大崎市)、小牛田町(現:美里町)、栗原市、登米市、東松島市、仙台市、名取市、蔵王町、岩手県藤沢町、福島県国見町、川俣町、相馬市、新地町、鹿島町(現:南相馬市)で震度5強、宮城県古川市(現:大崎市)、気仙沼市、大郷町、大衛村、加美町、松山町(現:大崎市)、鹿島台町(現:大崎市)、南郷町(現:美里町)、女川町、志津川町(現:南三陸町)、歌津町(現:南三陸町)、塩竃市、白石市、角田市、岩沼市、大河原町、村田町、柴田町、亘理町、山元町、岩手県陸前高田市、二戸市、花巻市、北上市、一関市、江刺市(現:奥州市)、矢巾町、東和町(現:花巻市)、金ヶ崎町、前沢町(現:奥州市)、胆沢町(現:奥州市)、衣川村(現:奥州市)、花泉町(現:一関市)、平泉町、千厩町(現:一関市)、室根村(現:一関市)、福島県福島市、桑折町、梁川町(現:伊達市)、保原町(現:伊達市)、霊山町(現:伊達市)、東和町(現:二本松市)、中島村、田村市、原町市(現:南相馬市)、小高町(現:南相馬市)、飯舘村、茨城県日立市で震度5弱を記録した。
 この地震による被害は、宮城県を中心に負傷者100人、住家の全壊1棟、一部破損984棟となっている(平成18年9月30日現在)(第1−7−3表)。

第1-7-3表 平成17年宮城県沖を震源とする地震の被害の状況

 第7節 震災対策

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