第2章 消防防災の組織と活動

(2)資機材の整備

資機材の整備については、近年はテロ対策が重要な要素となっている。すなわち、平成13年の米国同時多発テロ事件以降、国内外において依然としてテロの脅威が高まっており、有毒化学物質や細菌等の生物剤、放射線の存在する災害現場においても迅速かつ安全な救助活動を行うことが求められている。

こうした状況を踏まえ消防庁では、救助隊の装備の充実を図るため、平成18年度にウォーターカッター車及び大型ブロアー車の各1台を5セット、平成19年度に大型除染システム車を5台、平成20年度にウォーターカッターと大型ブロアーの装備を備えた特別高度工作車5台を整備し、消防組織法第50条に基づく無償使用により特別高度救助隊を配置する主要都市に配備した。

平成21年度には、テロ災害や大規模地震など国内で発生する様々な大規模特殊災害等に備えるため、携帯型生物剤検知装置等のテロ災害対応資機材を整備し、主に特別高度救助隊及び高度救助隊に配備するとともに、特殊災害対応自動車10台、特別高度工作車9台及び大型除染システム車8台整備し、特別高度救助隊を配置する主要都市に配備する。


特別高度工作車

特殊災害対応自動車

大型除染システム車

第2章 消防防災の組織と活動

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む