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第1章 災害の現況と課題
(2) 土砂災害

大雨の際には、土石流、地すべり、がけ崩れなどの土砂災害に厳重に警戒する必要がある。平成25年6月から8月の大雨、平成25年台風第26号や平成26年台風第8号、第11号、第12号による大雨、8月15日から20日にかけての大雨では、多数の土砂災害が発生し、多数の死者・行方不明者、孤立集落を出す被害となった。

土砂災害対策に関しては、消防庁では通知等により、市町村に対して主に以下の項目について要請している。

  1. 〔1〕 特に要配慮者関連施設については、当該施設の利用者の円滑な避難が行われるよう土砂災害に関する情報の伝達方法を定めること。
  2. 〔2〕 例年、急傾斜地崩壊危険区域、地すべり防止区域等の指定区域以外の箇所においても土砂災害が発生していることから、従来危険性が把握されていなかった区域もあわせて再点検を行うこと。

さらに、平成26年9月には、同年8月20日に発生した広島市の土砂災害を踏まえ、関係府省庁において、「土砂災害など重大な自然災害に対する主な被害防止策」が取りまとめられ、消防庁では、都道府県及び市町村に対し、土砂災害危険箇所等の国民に対する緊急周知及び行政の体制整備に係る緊急点検、深夜を含めた災害リスク情報の的確な提供を要請している。

平成26年広島県の土砂災害の被災現場(広島県広島市)
第1章 災害の現況と課題
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