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第2章 消防防災の組織と活動
(2) 教育訓練の実施状況

消防大学校では、平成25年度において、総合教育及び専科教育で1,039名、実務講習で573名の卒業生を送り出しており、卒業生数は、創設以来、平成25年度までで延べ5万4,216名となった。

また、平成26年度の定員は1,804人としている(第2-4-4表)。

教育訓練実施状況

学科については、平成18年度に大幅な再編を実施し、その後も受講側のニーズ等を踏まえて適宜見直しを行った結果、平成25年度においては、年間に20の学科と10の実務講習を実施した。

各課程の教育訓練内容(授業科目)については、各学科等の目的に応じて社会情勢の変化に伴った新しい課題に対応するための科目として、メンタルヘルス、惨事ストレス対策、危機管理、広報及び訴訟対応を取り入れるほか、自然災害等に関するカリキュラムの内容の充実を図っている。

平成25年度は、ホテル火災やグループホーム火災などを踏まえ、火災予防行政を取り巻く状況の変化に対応し、予防行政の強化に資するため、査察、違反処理是正業務に携わる職員を対象とした「違反是正特別講習」を設けた。

さらに、指揮隊実技訓練、学生企画救助訓練など訓練と演習についても充実を図るとともに、情報システムを活用して、火災時指揮シミュレーション訓練、大規模地震の際の受援シミュレーション訓練などに加えて、実火災体験型訓練施設を活用した実際の火災に近い環境下での消防活動訓練(ホットトレーニング)も実施している。

なお、一部の課程では、インターネットを使った事前学習(e-ラーニング)を取り入れ、限られた期間内でより効率的な教育訓練が行えるようにしている。

また、大規模災害発生時の現場活動における指揮能力の向上及び各消防本部への教育支援に資するため、現場指揮活動を行う消防職員を対象に警防業務リーダー講習会を全国各地で開催した(平成25年度は、北海道、東京都、大阪府、福岡県で開催)。

情報システムを活用したシミュレーション訓練
模擬家屋を燃焼させて実施する火災原因調査
実火災体験型訓練施設を活用した消防活動訓練
複数の課程で実施する多数傷病者対応訓練
第2章 消防防災の組織と活動
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