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特集1 緊急消防援助隊の機能強化
3.機動力の強化
(1) 統合機動部隊の新設

東日本大震災においては、各都道府県の多くの消防本部から大規模な部隊出動がなされたが、集合時間に時間を要し、また、部隊全体での移動では給油や休息等にも時間を要したという事例も見られた。このような教訓を踏まえ、緊急消防援助隊の初動対応をより迅速・的確にするため、統合機動部隊を新設する。

本部隊は、大規模災害発生後、被災地に緊急・先遣的に出動し、特に緊急度の高い消火・救助・救急活動を展開するとともに、後続部隊の活動に資する情報収集・提供を行うことを任務とするものである。

部隊の構成は、基本的に同一消防本部の緊急消防援助隊登録隊の中から、消防庁長官が定める基準に基づき、指揮支援隊、消火小隊、救助小隊、救急小隊、後方支援小隊、通信支援小隊等活動目的に適合した隊を指定し、50名程度の隊員で部隊を編成することとし、平成30年度末までに各都道府県に1部隊、全国でおおむね50部隊を編成する予定である。

統合機動部隊は、災害発生時における迅速な出動が求められることから、部隊の編成、集結や参集の方法等について、都道府県や消防本部等と検討・調整を進めているところである。

特集1 緊急消防援助隊の機能強化
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