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第1章 災害の現況と課題
5.高齢者、障がい者及び外国人来訪者等に配慮した防火安全対策

高齢化の進展や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴い、高齢者、障がい者又は外国人来訪者が利用する防火対象物において、これらの者に配慮した防火安全対策を推進していくことが求められている。

このような状況を踏まえ、高齢者、障がい者等に対して火災発生時に警報を適切に伝えることができる光警報装置のあり方について検討を行った。具体的には、実際の商業施設や空港等をモデル施設として光警報装置による火災認知及び避難に関する効果の実証実験を行い、光警報装置が備えるべき性能等を整理した上で、どのような場所に光警報装置を設置することが有効かという点について海外の事例等を参考に検討を行い、「光警報装置の設置に係るガイドライン」を平成28年9月に策定した。今後は関係事業者への周知を図り、適切な普及を推進する必要がある。

あわせて、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会において多数の外国人来訪者等が競技場や駅、空港などのターミナル施設等を利用することが見込まれることから、これらの施設で火災等の災害が発生した場合に、外国人来訪者等に対し災害情報を的確に伝え、迅速な避難行動を促すための具体的な方策について検討を行うため、平成28年度から「外国人来訪者等が利用する施設における避難誘導のあり方等に関する検討部会」を開催しており、今後ガイドラインを取りまとめ、安全対策の普及を推進していく必要がある。

第1章 災害の現況と課題
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