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第2章 消防防災の組織と活動
(7) 救急隊員の行った応急処置等の状況

平成27年中の救急自動車による搬送人員547万8,370人のうち、救急隊員が応急処置等を行った傷病者は536万6,739人(98.0%)となっており、救急隊員が行った応急処置等の総件数は2,024万6,134件である。

また、平成3年(1991年)以降に拡大された救急隊員が行った応急処置等(第2-5-5表における※の項目)の総件数は、1,414万4,953件(対前年比3.2%増)となっているが、このうち救急救命士が傷病者の蘇生等のために行う救急救命処置(除細動*1(救急救命士以外の救急隊員が行うものを含む。)、ラリンゲアルマスク*2等による気道確保、気管挿管、除細動、静脈路確保*3、薬剤投与*4、エピペン投与*5、血糖測定*6、ブドウ糖投与*7)の件数は16万1,381件(前年13万5,668件)に上り、前年比で約19%増となっている。

第2-5-5表 救急隊員が行った応急処置等の状況

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*1 除細動:心臓が痙攣したように細かく震えて血液が拍出できない致死的不整脈(心室細動)に電気ショックをかけることにより、その震えを取り除く処置のことをいう。
*2 ラリンゲアルマスク:気道確保に用いられる換気チューブの一つ。喉頭を覆い隠すように接着し、換気路を確保する。
*3 静脈路確保:静脈内に針やチューブを留置して輸液路を確保する処置。静脈路確保により、薬剤を必要時に直ちに静脈内投与することが可能になる。
*4 薬剤投与:医師の具体的な指示の下での、アドレナリン(エピネフリンともいう。以下単に「アドレナリン」という。)の投与をいう。
*5 エピペン投与:アナフィラキシーショックにより生命が危険な状態にある傷病者が、あらかじめ自己注射が可能なアドレナリン製剤(エピペン)を処方されている者であった場合には、救急救命士が、アドレナリン製剤(エピペン)の投与を行うこと。
*6 血糖測定:意識障害のある傷病者に対して血糖値を測定すること。
*7 ブドウ糖投与:医師の具体的な指示の下での、ブドウ糖投与をいう。
第2章 消防防災の組織と活動
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