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第6章 消防防災の科学技術の研究・開発
(1) 次世代救急車の研究開発

ビッグデータ、G空間情報等の最新技術を救急車や指令運用システムに活用し、現場到着時間・病院収容時間の延伸防止や救急車の交通事故防止を図るため、次の研究開発を行っている。

ア 救急車運用最適化

近年、救急車の現場到着時間・病院収容時間が延伸している。この延伸防止のため、救急車の需要分析(通常時、災害時)、最適ルート分析、傷病者情報分析等により救急車の運用体制を最適化するソフトの開発を目的としている(第6-16図)。また、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)の技術などを用いて、走行時間短縮の技術開発を行っている。

第6-16図 運用最適化ソフトのイメージ

イ 乗員の安全防護

救急車の交通事故が例年発生しており、これを効果的に防ぐ手立てが必要である。また、万一の衝突時も傷病者等を安全に防護することが必要である。そこで、救急車の走行情報(車車間通信など)を用いた事故防止技術の開発、及び衝突時の安全防護に必要な構造・強度等の安全仕様を作成することを目的としている。

第6章 消防防災の科学技術の研究・開発
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