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長崎県対馬沖韓国領海内でのタンカー火災及び油流出(最終報)
 
平成13年2月5日
9時00分現在
消防庁特殊災害室
 
 
1 発生日時
  平成13年1月15日 9時48分(爆発炎上)
              10時30分頃(沈没)
 
2 発生場所 
  長崎県上対馬北端から西方28海里海上(韓国領海内距岸約5海里)
N34-42、E128-52
  
3 事故概要
 韓国タンカーPRO-HARMONY(5,544t、積荷なし)がウルサンからヨスに向け航行中、何らかの原因で火災が発生し、爆発・沈没したもの。なお、燃料のC重油が沈没位置から南東方向に漂流し、一部が長崎県上県郡上県町の佐須奈湾等に漂着した。
 
4 タンカーの概要
国 籍 :パナマ
トン数:5,544t(全長115m、型幅18.2m、喫水8m)
所有者:ELGIN WORLD SHIP
運行者:PHILL DCEAN NARITIME
積 荷 :なし
燃料油:C重油183キロリットル、A重油27キロリットル、潤滑油12キロリットル(計222キロリットル)
乗務員:韓国人16名
 
5 被害状況
  人的被害 7名救助、3名死亡、6名行方不明(1月18日8時現在)
  物的被害 PRO-HARMONY(沈没)、C重油の流出(量については不明)
         
6 対応状況
  ○消防庁
   情報収集
 
○海上保安庁
  ・1月17日 
    巡視船艇3隻、航空機2機により浮流油調査、油防除即応体制
  ・1月18日
 前日に引き続き巡視船艇3隻、航空機2機により浮流油調査、油防除
  
  ○長崎県
1月17日 14時30分
  長崎県沿岸汚染対策警戒連絡本部設置(本部長:消防防災課長)
  長崎県沿岸汚染対策警戒対馬地方連絡連絡本部設置
  情報収集を実施
1月18〜2月1日
  情報収集等を実施
2月2日 14時00分
長崎県沿岸汚染対策警戒連絡本部及び長崎県沿岸汚染対策警戒対馬地方連絡連絡本部を解散
  
  ○上県(かみあがた)町
    ・1月15日 14時40分
    上県町油漂流警戒本部設置
    ・1月17日 13時30分頃
    佐須奈湾に油が漂着しているのを確認(量については不明)。
 ・1月17日 14時30分
 上県町油漂流対策本部を設置
 ・1月17日 15時30分から
漁船3隻、町役場職員27名及び漁協関係職員7名(合計34名)で漂着油の回収作業をひしゃくにより実施。
(回収油量800リットル)
 ・1月18日
  漁船7隻、町役場職員40名、漁協関係職員8名、警察職員3名、県職員3名(合計54名)で佐須奈湾の漂着油回収作業を実施。佐須奈湾の漂着油については15時30分回収終了。
  (回収油量800リットル)
  また、佐須奈湾近くの井口浜から湊浜付近に油が漂着したとの情報を得て、13時45分から回収作業を実施。
 ・1月19日
漁船5隻、町役場職員43名、漁協関係職員6名、消防職員5名、県職員2名(合計56名)で井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量2,800リットル)
1月21日 9時00分から
漁協関係職員11名、漁協組合員272名、消防職員2名、県職員4名、ボランティア1名(合計290名)で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業、井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量3,950リットル)
1月22日
 漁協関係者12名、漁協組合員228名、専門処理業者12名(合計252名)で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業、井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量5,080リットル)
1月23日
  漁協関係者10名、漁協組合員206名、専門処理業者12名(合計228名)で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業、井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量3,360リットル)
  ・1月24日
  漁協関係者7名、漁協組合員160名、専門処理業者12名(合計179名)で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業、井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量822リットル)
  ・1月25日
  専門処理業者12名で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業、井口浜から湊浜の漂着油の回収作業を実施。
(回収油量1,800リットル)
  ・1月27〜30日
  専門処理業者48名で現場等に仮置き中の既回収油を上県町所有地等に移送する作業のみ実施。
  ・1月31日
  漁協関係者7名、漁協組合員104名、専門処理業者12名(合計123名)で現場等に仮置き中の既回収油を上県町所有地等に移送する作業のみ実施。
  ・2月1日
専門処理業者12名で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業を実施。
(回収油量1,440リットル)
2月2日
 専門処理業者12名で佐須奈湾防波堤外側の漂着油の回収及び石に付着した油のふき取り作業を実施。9時30分回収作業を全て終了。
 (回収油量1,320リットル)
 なお、来週中に見込まれる回収油の島外への搬出が終了した時点で対策本部を解散する予定。

     

○上対馬町
1月17日 16時30分
 上対馬町流出油災害警戒本部設置
1月18日 14時30分
 上対馬町流出油処理対策本部設置
 自衛隊職員40名により海栗島周辺に漂着した油の回収作業を実施。
 (回収油量150リットル)
1月19日 9時00分から
 漁船3隻、町役場職員12名、漁協関係者7名、消防職員5名、県職員2名(合計26名)で上対馬町大浦地区、鰐浦地区、豊地区等へ漂着した油の回収作業を実施。大浦地区、鰐浦地区、豊地区の漂着油については回収終了。
(回収油量280リットル)
1月22日 12時30分から
漁船3隻、漁協関係者10名で河内地区の漂着油の回収作業を実施し、15時00分に回収を終了した。
(回収油量40リットル)
1月22日 15時00分
 上対馬町流出油処理対策本部を解散
 
○対馬総町村組合消防本部
1月19日 
  対馬総町村組合対馬消防署上県出張所、上対馬出張所の非番職員10名が上県町(5名)及び上対馬町(5名)で油回収作業に参加。
1月21日
上県町の油回収作業に職員2名が参加。

     

7 漂流油・漂着油の回収量及び回収作業員数

○上県町
  回収量:26,880リットル(ドラム缶収納後の数値に補正)
  延べ回収作業員数:1,300名
○上対馬町
  回収量:470リットル
  延べ回収作業員数:76名
○合計
  回収量:27,350リットル
  延べ回収作業員数:1,376名
 








 

問い合わせ先
特殊災害室
特殊災害専門官 小林
事務官     葛城
TEL 03-5253-7528(直通)
   03-5253-5111(代表)
           (内7912)
 

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