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消防法施行規則の一部を改正

平成10年7月23日
消 防 庁 予 防 課
 消防用設備等に係る技術基準については、新技術の円滑な導入、防火安全性の確保など、多様な社会的要請に応じて見直しを図っているところですが、平成10年7月24日に公布される消防法施行規則の一部を改正する省令により、主に次の事項について措置を講じることとしております。

○ スピーカーの性能に応じた設置方法の設定

     放送設備のスピーカーは、原則として居室を単位とする放送区域ごとに、その面積に応じた一定の級別(音圧により区分されており、L級、M級及びS級が存する。)のものを設けることとされており、その設置間隔も一律に定められていますが、このような現行の規定に加え、スピーカーの性能、設置状況に応じ、警報内容の確実な伝達に必要十分な設置方法を個別に設定することもできるよう措置を講じるものです。 本改正により、スピーカーの設置個数の低減、スピーカーの仕様の緩和、間仕切り変更等に対する柔軟な対応、設計の自由度の増大等の効果が見込まれます。

○ ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準の合理化

     平成7年11月に埼玉県に存する製缶工場において、スプリンクラー設備が消防法令の技術基準に従って設置されており、当該設備が作動したにもかかわらず、ラック式倉庫が全焼し、死傷者を生じるという火災が発生しました。
     消防庁では、学識経験者等から構成される「ラック式倉庫のスプリンクラー設備あり方検討委員会」を設置してラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準のあり方について検討を行い、平成9年4月に報告書が取りまとめられました。
     今回、当該報告書の内容を踏まえ、ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準の合理化を図るものです。 さらに、ラック式倉庫に係るなお一層の防火安全対策の充実を図るため、一般的に講ずべき防火安全対策、スプリンクラー設備の設置・維持基準に係る運用等についてガイドラインをとりまとめ、24日付けで各都道府県消防主管部長あて通知する予定です。


参考

消防法施行規則の一部改正の概要について

第1 改正内容について

1 スピーカーの性能に応じた設置方法の設定

(1) 改正の趣旨

     放送設備のスピーカーは、原則として居室を単位とする放送区域ごとに、その面積に応じた一定の級別(音圧により区分されており、L級、M級及びS級が存する。)のものを設けることとされており、その設置間隔等も一律に定められているが、このような現行の規定に加え、スピーカーの性能、設置状況等に応じ、警報内容の確実な伝達に必要十分な設置方法を個別に設定することもできるよう措置を講じるものである。

(2) 改正の内容

     第25条の2第2項第3号に、その性能に応じた設置方法とすることができるよう建築音響学的な予測手法によるスピーカーの音圧及び設置に係る規定を追加して、現行の規定との選択を可能とする。

2 ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準の合理化

(1) 改正の趣旨

     平成7年11月に埼玉県に存する製缶工場において、スプリンクラー設備が消防法令の技術基準に従って設置されており、当該設備が作動したにもかかわらず、ラック式倉庫が全焼し、死傷者を生じるという火災が発生した。
     消防庁では、学識経験者等から構成される「ラック式倉庫のスプリンクラー設備あり方検討委員会」を設置してラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準のあり方について検討を行い、報告書をとりまとめた。
     今回、当該報告書の内容を踏まえ、ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準の合理化を図るものである。

(2) 改正の内容

ア ラック式倉庫に設けるスプリンクラーヘッドの設置方法等(第13条の5関係)
    (ア) スプリンクラーヘッドの種別について、標準型ヘッド(有効散水半径が2.3であって、ヘッドの呼びが20のものに限る。)とすること。
    (イ) ラック式倉庫を収納物等の種類(収納物と収納容器、梱包材等の組み合わせ)により4つの等級に区分すること。
    (ウ) ラック等を設けた部分には原則として水平遮へい板を設けることとし、ラック式倉庫の等級及び水平遮へい板の設置状況に応じたスプリンクラーヘッドの設置方法を規定すること。
イ ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備の水源水量及び性能(第13条の6関係)
    (ア) 水源水量について、ラック式倉庫の等級に応じた同時開放個数* に、等級及び水平遮へい板の設置状況に応じた単位水量(2.28立方メートル又は3.42立法メートル)を乗じて得た量とすること。
    (イ) 性能について、放水圧力が1kgf/平方センチメートル以上で、かつ、放水量が114リットル/分以上で放水することができるものとすること。
ウ ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に関する基準の細目(第14条関係)
    (ア) 配管の系統ごとに所要の附属装置(制御弁及び自動警報装置の発信部)を設けることとすること。
    (イ) 流水検知装置を予作動式以外のものとすること。
    (ウ) ポンプの吐出量について、ラック式倉庫の等級に応じた同時開放個数* に、130リットル/分を乗じて得た量以上の量とすること。
       * 同時開放個数
        ○ 等級T〜V:30個(標準型ヘッドのうち感度種別が1種のものにあっては、24個)
        ○ 等級W:20個(標準型ヘッドのうち感度種別が1種のものにあっては、16個)

3 その他

    (1) 消防用設備等の維持台帳に係る規定の整備(第31条の4関係)
    (2) 消防用設備等設置届出書及び消防用設備等着工届出書の様式に係る規定の整備(別記様式第1号の2の3及び別記様式第1号の7関係)
    (3) その他所要の規定の整備

第2 施行期日等について

1 公布日

    平成10年7月24日

2 施行期日

    ○ 公布日
    ○ ただし、ラック式倉庫に設けるスプリンクラー設備に係る技術基準の合理化(第13条の2第1項、第13条の5、第13条の6及び第14条の改正規定)については、平成11年4月1日

3 経過措置

    ○ この省令の施行の際現に存する消防用設備等設置届出書及び消防用設備等着工届出書の様式は、当分の間、使用することができる。

 

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