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参考資料3

電気に起因する火災の出火防止対策に関する提言(補足説明資料)

 阪神・淡路大震災では、発火源が「電気による発熱体」と特定できた火災が85件発生していますが、そのうち「移動可能な電熱器」が40件(電気ストーブが19件、鑑賞魚用ヒータが15件)を占めています。ここでは、感震ブレーカーを紹介するとともに、電気ストーブ及び鑑賞魚用ヒータの出火防止対策の概要を紹介します。

感震ブレーカー

     感震ブレーカーの原理は、感震器で検知した地震信号がある設定値以上になった場合に、配線用ブレーカー又は漏電ブレーカー等を遮断する信号を出すものであり、市場に出回っているものは大別すると次のようになりますが、それぞれのタイプ毎に特性があるため、居住者のニーズに合ったものを選ぶ必要があります。
    1 一定の地震が発生すると漏電ブレーカーをトリップするシステム
       大規模地震時に漏電ブレーカー以降の電気を遮断するため出火防止上有効ですが、照明や防災機器等の電源も切ってしまうことに留意する必要があります。
    2 一定の地震が発生すると、あらかじめ決められた配線用ブレーカー(複数の場合もある)をトリップするシステム
       大規模地震時に電気を遮断してはいけないもの以外の全ての電気を遮断するため、接続を誤らなければ防災上の有効性が高いと言えます。更に、必要に応じて復電時に全電源を遮断するようにシステムを組むことも可能です。
    3 一定の地震が発生すると、避難時にブレーカーを切るように注意喚起アナウンスを流し、停電してから復電した場合にのみ漏電ブレーカー等をトリップするシステム
       大規模地震時に、避難する場合はブレーカーを切るように注意喚起アナウンスを流し、停電後に復電した場合は全ての電気を遮断します。他のシステムと比較すると、在館者の防災行動が出火防止の決め手になります。

電気ストーブ

     阪神・淡路大震災では、使用していなかった電気ストーブの上に多量の物品が落下して通電し火災に至ったと考えられるケースや、通電状態で転倒した場合に電気を切る装置が周辺に散乱した物品で働かずに火災に至ったと考えられるケース等があったことを踏まえ、台等の上から物が落ちてこないようにしたり、電気ストーブ周辺に着火物になりそうなものを置かないように気を付ける他、次に示す安全装置の付いた電気ストーブを用いることが出火防止上有効と言えます。
    1 電源スイッチは、落下物では通電しないロータリー方式のもの等を選ぶ
    2 転倒状態で確実に電源が切れる電気ストーブを選ぶ

鑑賞魚用ヒータ

     阪神・淡路大震災では、鑑賞魚用ヒーターが空気中に露出してしまい、過熱状態でもサーモスタットが設定温度に達せず出火に至ったと考えられるケースがあったことを踏まえ、水槽を固定する、コンセントを水槽より高くするか遠くに離す、水槽周囲を不燃性のもので造る、水槽周囲に着火物になりそうな物を置かない、決められた方法以外に鑑賞魚用ヒータを使用しない等の利用者側で考えられる出火防止対策を示したほか、出火防止上有効な安全装置を示しました。
    1 過熱防止装置付けのものを選ぶ
    2 水中でないと通電しないものを選ぶ

 

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