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消防審議会議事要旨

1   日 時 平成13年9月26日(水)14時00分〜16時00分
2   場 所 総務省消防庁消防審議会室
3   出席者
委 員         菅原会長、矢野会長代理、浅野委員、上平委員、徳田委員、在塚委員、原田委員、
                  大河内委員
消防庁        消防庁長官以下18名
関係省庁等  内閣府政策統括官付参事官、経済産業省原子力安全保安院保安課長、国土交通省
                  住宅局建築指導課長、独立行政法人消防研究所事務局長
次  第
(1)開     会
(2)会長あいさつ
(3)長官あいさつ
(4)議     題
【報告事項】
1.平成14年度消防行政重点施策の概要(資料1:総務課)
2.平成14年度消防庁予算概算要求の概要等(資料2:総務課)
3.平成13年度消防庁補正予算要望の概要(資料3:総務課)
4.消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正について(資料4:消防課)
5.新たな住宅防火対策の推進について(資料5:予防課)
6.救急業務におけるメディカルコントロール体制の構築について(資料6:救急救助課)
7.明石市大蔵海岸通り1丁目朝霧歩道橋付近事故概要について(資料7:救急救助課)
8.米国において発生した同時多発テロ事案への消防庁の対応について(資料8:救急救助課)
9.消防法の一部を改正する法律等について(資料9:危険物保安室)
10.セルフスタンドにおける火災について(資料10:危険物保安室)
11.東海地震対策の充実強化の検討状況等について(資料11:震災対策室)
12.石油コンビナートの防災アセスメント指針の改訂について(資料12:特殊災害室)
13.消防防災分野における情報基盤の整備等について(資料13:防災情報室)
・報告事項に関する質疑
【審議事項】
1.小規模雑居ビル火災の再発防止について(資料14:長官、予防課)
・審議事項に関する質疑
(5) 閉    会
5 会議経過
 (1)報告事項1から13までについて、消防庁から報告がなされた後、質疑応答及び意見交換が行われ、主なものについては以下のとおり。


【報告事項分】
○報告事項3「平成13年度消防庁補正予算要望の概要」についてであるが、特定防火対象物をはじめ危険物貯蔵施設などあらゆる建物について、それをいかに的確に査察し実行していくかと言う意味では、大変職員の数も足りないと思う。そこで消防防災支援要員について補足説明していただきたい。
→補正予算の新たな要求ということで、消防防災支援要員の確保ということを総務省として考えている。いろいろな意味で、消防防災分野においてある程度ノウハウを持った方々を活用して、消防職員のサポートをするということで、量的にはまだこれから調整があると思うが、補正予算のメニューとして是非対象となるよう要望していきたいと考えている。
○構造改革予算の中で、IT化や防災ITについていろいろ言われているが、報告を伺うと消防関係のパソコン普及率は7人に1台の割合ということであるが、何か問題を抱えているのか。
→消防防災分野は非常に進んでいる分野とある意味では遅れている分野があるが、防災無線など情報通信については、他の分野よりも進んでIT化が促進されている。個人レベルで他の部局よりもパソコンの設置台数やLANの普及率が低い理由として、交代制勤務の影響等が考えられるが、情報基盤の方も是非他に負けないよう進めていきたい。
○是非消防も、基盤を広くし、かつレベルを上げるようにお願いしたい。
○LANの方にもそれが行き渡っていくと、より地域性が深まると思う。


(2) 引き続き、審議事項について、消防庁から諮問、説明がなされた後、質疑応答及び意見交換が行われた。主なものについては以下のとおり。
諮問
  小規模雑居ビル火災の再発防止のため、防火安全対策の基準や基準適合確保方策のあり方はいかにあるべきか、意見を示されたい。

【審議事項分】
○平成11年10月の東京消防庁による立入検査指摘事項のうち、どれが守られていたら今回の災害は起こらなかったのか。
→原因調査の段階であるため断定的なことはいえないが、東京消防庁における報告書の中で、屋内階段が1カ所で、かつ、狭隘であり3階から4階の階段にロッカーが多数置いてあったとされていることなどから、避難障害ということは、検討すべき問題点のひとつではないかと考えている。
○避難階段には、物を置いてはいけないということを徹底させるべきではないか。
→現在、全国で一斉立入検査を実施しており、その中で、階段に物を置かないということは非常に重要なことであり、そのようなことがあった場合は、全国の消防機関において、その場で是正指導等を実施しているところである。
○人手も非常にかかることかもしれないが、査察に関しては抜き打ち的に実施するというような工夫をしていただきたい。
○現在、避難階段には「ここは避難階段だから物を置いてはいけない。」というような表示をすることになっているのか。
→各市町村条例等において、避難階段等で避難障害が起こるような場所に物を置いてはいけないというような規制をしているが、表示についての規制はない。
○ここは避難階段であるという旨を大きく表示させ、併せて「物を置いてはいけない。」ということを表示させる方法もあるということを意見として提案する。
○査察を実施した後、指摘事項があった場合はそれから先の対応はどうなるのか。
→はじめに実態を確認し、口頭で指導をする。次に文書で指導なり警告をする。その次に、措置命令や告発、あるいは公表を行うといった段取りで対応している。
○違反是正には労力がかかり、他省庁とも連携して、営業停止ぐらいのことは一度にできるというような強制力がなければ、実効があがらないのではないのか。
→他省庁との連携や営業停止の措置に関することであるが、まず連携については、既に関係省庁間において意見交換を始めており、今後具体の検討を実施したいと考えている。営業停止については、消防法においても第5条にその根拠規定があり、これまで余り発動されていないが、その規定を積極的に活用するにはどのようにすればいいのか、先ほどの体制、人の問題、ノウハウの問題等も勘案しつつ、検討できればと考えている。
○査察に行くだけで、何も打つ手がないのが現場に携わる者のもどかしさではないかと考えるが、早急に検討すべきではないか。
→基準はどうあるべきかということのほか、基準を守らない人がいるものに対して、どのように守らせていくかということも大変重要な課題だと考えている。そのためには、人手をもっと増やすべきではないかという意見や立入検査のやり方を少し効率的、効果的にやったらどうかという意見もあり、基準に適合させるための方策については今回の大きなポイントだと考えているので、皆様方の御意見も伺いながら幅広く検討していきたいと考えている。
○消防による立入検査は、少し前から何月何日に立入検査があると予告をしてからと聞いているが、緊急に何も予告なしで立入検査を実施しているところはあるのか。
→抜き打ちの立入検査については、多くはないが若干ある。また、予告を行ってから査察を実施する理由としては、突然訪れても閉店している、相手が不在で話しが聞けない、書類の準備が整っていないなどがあり、一般的には予告を行ってから立入検査を実施しているのが現状である。
○雑居ビルの特徴は所有者と使用者がバラバラにずれていることであるが、防火管理者や消防計画は使用者の方であり、所有者の責任というものはどのように係わっているのか。
→本件のビルについては、所有者側にも防火管理者の選任義務はある。
○消防用設備等の関係についてであるが、このような設備があったら、今回の死亡事故は防げたという設備はないのか、また、防火扉や自動火災報知設備は整っていたが、それがきちんと作動しなかったことが問題であれば、何が作動しなかった原因なのかなど、それぞれどのような因果関係があるのかということをはっきりさせないと方向が見えにくいのでは。
→消防用設備等については、当初建築されたときは、消防も同意をしているので基準には適合していたということになる。その後、用途がいろいろ変わるに従って、消防用設備の必要性というのはその都度生じるものであり、本件はそれを全く無視した使い方をしていたことと思う。
○本件の雑居ビルは窓がふさがれていたが、建築的に違反ということで、査察における違反項目にはならないのか。
→消防法上は、はじめから窓がない無窓扱いであり、消防法上の違反ということではない。
○抽象的な意見であるが、やはり世の中は情報開示の時代であるから、考え方としては、やはり民間企業といえども自分がどういう状況で営業をやっているのかということを、世の中に明らかにするという方向に向かうべきではないかと思う。
○悪い方の例は勿論きちんと言わなければいけないが、これだけの消防設備が整っていたので、被害が少なくて済んだというような例もできるだけたくさん示した方が良いのではないのか。
→そのような情報が実際に集められるかどうかわからないが、もしそのような情報が入手できたら考えたいと思う。
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