4.技術協力等
消防分野の国際協力は、消防本部においても独自に実施されている。
平成25年度から27年度までの3年間にわたり、札幌市消防局が、モンゴル国ウランバートル市の消防技術の向上と教育体制充実のため「ウランバートル消防技術支援事業」を、また、北九州市消防局が、「インドネシア・バリクパパン市における泥炭・森林火災の消火技術普及モデル事業」として、民間事業者等と連携して泡消火薬剤を活用した消火技術の支援を、それぞれ実施した。
加えて、消防本部や消防団の中には、開発途上国の消防機関からの要請に応じて、不用となった消防車両等の一部を無償で寄贈しているところもあり、平成29年度は全国で25の国と地域へ139台が寄贈されている。