[地下施設等の災害対策]
1.地下施設等の災害の現況と最近の動向
平成30年中に発生した地下施設等の災害は、トンネル内鉄道車両火災・鉄道トンネル施設火災が7件(対前年比2件減)、トンネル内自動車車両火災・道路トンネル施設火災が25件(同3件増)となっている(第1-8-1図)。
第1-8-1図 トンネル内車両・施設火災件数の推移
画像をクリック(タップ)すると拡大表示します
(備考)「特殊災害対策の実態調査」により作成
近年の主な地下施設等の災害としては、平成27年4月に青森県青函トンネル内において列車火災(負傷者2人)、平成28年3月に広島県東広島市の山陽自動車道下り八本松トンネル内において車両火災事故(死者2人、負傷者71人)が発生している。