3.警戒部隊の活動
(1)火災等
警戒期間を通じ火災は発生しなかったが、関西国際空港に緊急着陸する航空機が発生したため、関西国際空港現地警戒本部から消防隊7隊が出動し、警戒活動を実施した。
(2)救急
サミット関係者に関連した救急出動件数は7件あり、そのうち6件が救急搬送事案、1件は誤報であった。各事案に対しては、事前計画に基づき医療関係者等と緊密に連携しながら対応した。
(3)予防
空港、サミット関係者宿泊ホテル等の関連施設における自動火災報知設備の非火災報等への対応が9件、主要ターミナル駅等に対する巡回警戒による注意喚起が89件あり、関連行事の開催に伴う予防査察を12箇所に対して実施した。
なお、要人の離日日程が、当初の見込より延長されたことから、警戒終了日時の調整を行った。