大上 志穂さん(35歳) 主婦 愛媛県松山市消防団 女性分団/入団3年目

人見知りで引っ込み思案なんです、と照れくさそうに語る大上さんは、ご主人のご両親と同居しながら、二人のお子さんを育てるママさん消防団員。郷土芸能の太鼓や手話にも精通する頼もしい女性団員さんです。

子育てと消防団活動との両立

二人の小さなお子さんを育てながら消防団活動を?

はい、3歳の息子と9ヶ月になる娘がいます。2人ともまだまだ手間のかかる年頃ですので、活動に参加する時は、同居しているお義母さんか主人に子供の面倒をみてもらっています。
消防団に入団する際も、出来る範囲の協力でということでしたので始めることが出来ました。

大上さんは太鼓の名手だとか?

いえいえ、そんな名手だなんて(笑)。とんでもありません。
実は、消防団に入る以前から郷土芸能の松山水軍太鼓を趣味でやっておりまして、チームで週に3回は集まって練習しています。地域に受け継がれてきた伝統ですし、太鼓を無心で叩いていると、精神的にもいいみたいですね。
消防団のイベントでも演奏させていただいたことがあるんですよ。

消防団での活動

消防団活動では手話講習もされているとか?

はい。私の所属している松山消防団は女性団員がたくさんいらっしゃって、その半数近くの団員さんが私も含めて手話の技術を身につけています。
で、聴覚障害者の方や手話通訳の方などを対象に、手話による救命講習会を開いたりして、災害時に少しでも役立ててもらえるように頑張っているんです。

消防団に入ってご自身に何か変化はありましたか?

たくさんの人たちと出会い、ずいぶん視野が広がりました。
そのおかげで、何事にも自信をもってのぞめるようにもなりましたね。
それと、女性特有の感覚かもしれませんが、怪我人を手当てする技術を学ぶことができましたので、もし家族が怪我をした場合でも「私がいるから安心」という精神的な安定を得られたのも大きかったと思います。
人見知りで引っ込み思案な性格も、少しずつ変わってきたように感じます。

大上さんにとって消防活動のやりがい、魅力とは?

人命救助に携わる活動なので誇りをもって取り組めることや、地域の人たちとつながりながら社会貢献ができることにやりがいを感じています。
消防団の制服に袖を通せば気が引き締まりますし、家庭の中では経験できない良い意味での緊張感が味わえるので新鮮な気持ちなれるのも魅力です。
それと、3歳の息子から「ママかっこいい〜」って言われるのでそれもやりがいのひとつかもしれません(笑)

総務省消防庁

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