消防団メールマガジン(月刊号)〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓2005/05/19  

★☆ 消防団メールマガジン ☆★  Vol.36  
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
■ 目次  ■
●【消防団の現状と課題】消防団員の活動環境の整備について
●【消防庁通知後、初めての機能別団員の採用】
愛媛県松山市の機能別団員の採用について
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●【消防団の現状と課題】消防団員の活動環境の整備について
 消防団は、地域防災体制の中核的存在として地域の安心・安全のため、大
きな役割を果たしていますが、近年の社会環境の変化等から、消防団員数の
減少や消防団員の高年齢化・サラリーマン化等の様々な課題に直面していま
す。
  消防庁では、「消防団員の活動環境の整備に関する調査検討会」を開催し、
その結果を踏まえて全国に通知(平成17年1月26日)し、住民・事業所
が参加しやすい消防団員の活動環境の整備の在り方について、各種施策を提
言したところです。
 こうした中、各地の消防団では、消防団員の確保ひいては地域防災力の充
実のため、様々な取組が行われており、その実例を紹介します。

<参考>
「消防団員の活動環境の整備の在り方」については、次のアドレスまで
  http://www.fdma.go.jp/html/new/katudokankyo_t.pdf
 
●【消防庁通知後、初めての機能別分団の採用】
  消防庁では、平成17年1月に通知した「消防団員の活動環境の整備につ
いて」において、地域住民が消防団に参加しやすい環境を作るための消防団
の組織・制度の多様化の一例として、「機能別団員」(特定の活動のみに参
加する団員)及び「機能別分団」(特定の活動、役割のみ実施する分団)と
いう制度を導入しました。
  愛媛県松山市では、平成17年4月から、消防庁通知後初めて、機能別団
員を採用しました。その概要は次のとおりです。

1.採用の経緯及び目的
 大規模災害時に住民の安全を確保するため、地域に精通する職務の特徴を
もつ郵政職員の消防団入団が効果的と考え、平成16年4月から日本郵政公社四
国支社と協議を重ね、機能別団員として郵政職員を採用することとしました。
  採用は、津波・高潮・液状化の被害が予想される沿岸部に位置する松山西
郵便局と提携し、平成17年2月24日に松山市と同局との間で覚書の調印を行い、
平成17年4月1日から松山西郵便局員31名が松山市消防団に入団し、運用を開
始しました。

2.構   成
  31名((階級名)団員31 名で構成。(所属)消防団本部に所属)
  ファイヤーポストマン・チームと称し、リーダーはキャプテンとした。

3.活動内容
 ○災害時(大規模災害時)の活動
  ・  防災情報通報・住民への避難情報提供・避難誘導の支援
   ・  負傷者の救出及び応急救護
  ○平常時の活動
   ・  交通事故等を発見した場合の応急救護及び通報
   ・  防災訓練、研修等への参加

4.消防団長・消防団員(機能別団員)の言葉
 【松山市消防団長  上松 健次郎さん】
「人員動員力を最大の消防力とする消防団に、基本団員の確保が困難になっ
てきている社会環境にあり、また、在職消防団員においてもサラリーマン化
により、日中活動に出場できない場合があります。このような状況において、
大規模災害時の消防活動をタイムリーにフットワーク良く、最大の効果を上
げるために、郵政消防団員による重要情報の通報や提供を期待するものであ
ります。地域に密着した職種である郵便局のご協力をいただき非常に心強く、
また、市民の皆さまにも安心感が広がったと思っております。」

 【松山市郵政消防団員 石丸 有昭さん】
「郵政事業は、信頼を基に地域社会に貢献することを使命とし、地域のお客
さまに愛され親しまれる郵便局を目指して、様々なサービスに取り組んでま
いりました。
 今回、消防団活動の一端を受け持つことは、市民の皆さまの生命と財産を
守ることの一助になると考え入団を希望しました。大規模災害が発生した場
合には、私の職種において出来る範囲で最大のご協力をしていきたいと思い
ます。」

<松山市消防団の機能別団員については、「消防の動き」平成17年5月号
の「地域防災力の充実に向けた消防団の取組事例」にも載っています。
  次のアドレスから御覧ください。>
http://www.fdma.go.jp/ugoki/h1705/04.pdf

<松山市消防団については次のアドレスまで。>
松山市消防協会
http://www.matsu-syokyou119.gr.jp/

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2005/05/19の本メールマガジン登録会員数は2,944人です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 消防・防災全般に関する情報は総務省消防庁のホームページが詳しいので、
次のアドレスからどうぞ。
<総務省消防庁>
http://www.fdma.go.jp/

  いつでも、どこでも、どなたでも無料で防災について学べます。
  次のアドレスからどうぞ。
<防災・危機管理e-カレッジ>
http://www.e-college.fdma.go.jp/
  ※ 消防団に関するカリキュラムも充実しています。是非ご体験ください。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
[消防団メールマガジン]

 配信に関する手続き、御意見などは次のホームページ・電子メールからお願
いします。

<配信中止・配信先変更・バックナンバー>
http://www.fdma.go.jp/syobodan/magazine/
<御意見・御感想・お問い合わせ>
syobodan@fdma.go.jp
<消防団ホームページ>
http://www.fdma.go.jp/syobodan/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■