ハロンを使用したエアゾール式簡易消火具は「天ぷら油火災」に有効ではありません
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ハロンタイプのエアゾール式簡易消火具による消火の状況(419KB)
天ぷら油は、油温が約360~370℃になると発火します。そのまま放置し、油温が約400℃になると、ハロンタイプのエアゾール式簡易消火具では油温を下げる効果を持たないため、一旦消火したように見えてもすぐに再燃してしまい、完全に消火することができません。
ハロンタイプのエアゾール式簡易消火具(発火後400℃に達した時点で消火開始)
強化液タイプのエアゾール式簡易消火具による消火の状況(336KB)
強化液を使用した簡易消火具を使用すれば油温を下げる冷却効果が高いため、約400℃に加熱されていても完全に消火することができます。
強化液タイプのエアゾール式簡易消火具(発火後400℃に達した時点で消火開始)