3 火災による損害額
消防本部(消防本部を設置していない場合は市町村)は、火災原因の調査にあわせて火災の損害についても調査を行っており、その調査結果から、損害額を算定している。 平成20年中の火災による損害額は1,084億円で、火災1件当たりでは206.9万円となっている。この10年間でみると、おおむね減少傾向が続いているものの、1,000億円(火災1件あたりでは200万円)を超える水準が続いている(第1-1-18図)。
なお、火災種別ごとの損害額は、建物火災によるものが圧倒的に多く全体の92.1%を占めている(第1-1-1表)。