6.救命の連鎖(4)~ 一次救命処置(心肺蘇生法 その1)

1.反応(意識)を確認する
 傷病者の耳もとで「大丈夫ですか」または「もしもし」と大声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、反応があるかないかをみます。

2.助けを呼ぶ
 反応がなければ、大きな声で「誰か来て!人が倒れています!」と助けを求めます。
 協力者が来たら、「あなたは119番へ通報してください」「あなたはAEDを持ってきてください」と具体的に依頼します。

3.呼吸の確認
 傷病者が「普段どおりの呼吸」をしているかどうかを確認します。
 傷病者のそばに座り、10秒以内で傷病者の胸や腹部の上がり下がりを見て、普段どおりの呼吸をしているか判断します。

4.胸骨圧迫
 傷病者に普段どおりの呼吸がないと判断したら、ただちに胸骨圧迫を開始します。
 胸の真ん中を、重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。
 胸の真ん中に、片方の手の付け根を置きます。
 他方の手をその手の上に重ねます。両手の指を互いに組むと、より力が集中します。
 肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、傷病者の胸が少なくとも5㎝沈むほど強く圧迫します。
 1分間に少なくとも100回の速いテンポで、30回連続して絶え間なく圧迫します。
 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸がしっかり戻るまで十分に力を抜きます。
 小児に対しては、両手または片手で、胸の厚さの約1/3が沈むほど強く圧迫します。