地震災害
4.気象庁震度階級

次に、気象庁震度階級別に人が揺れをどう感じるかをみていきましょう。

(震度1)
屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいます。

(震度2)
屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じます。眠っている人の中には、目を覚ます人もいます。

(震度3)
屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じます。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいます。眠っている人の大半が、目を覚まします。


(震度4)
ほとんどの人が驚きます。歩いている人のほとんどが、揺れを感じます。眠っている人のほとんどが、目を覚まします。

(震度5弱)
大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じます。

(震度5強)
大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じます。

(震度6弱)
立っていることが困難になります。

(震度6強及び7)
立っていることができず、はわないと動くことができなくなります。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもあります。

このように、震度が大きくなるにつれて、人の行動は制約されます。屋内、屋外にもさまざまな被害が発生します。
気象庁震度階級関連解説表は、震度に応じた人や屋内・屋外の状況などを解説したものです。 気象庁のホームページで見ることができます。 これを理解しておくと、例えば震度5強であれば「棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる」など、テレビなどの震度情報から、その場所の被害の程度や広がりを予想することができます。

続きを読む