地震災害
5.「命を守るために」事前対策の重要性

地震が起きた時に被害を最小限におさえるためにまず必要なこと。それは、住宅の耐震化です。

1995年(平成7年)1月に起きた阪神・淡路大震災について、監察医による犠牲者の死亡推定時間を見ると、地震発生の5時46分から午前6時までに約92%の方が亡くなっています。住宅の補修や補強など事前のハード面の対策がない限り、地震が起きてからではどうすることもできない人的被害が多くを占めていました。

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日本のどこに住んでいても何らかの地震に見舞われる危険があり、特に、古い住宅の耐震化などは最優先の課題です。命と財産を守るため、是非、「わが家の耐震性チェック」など災害への備えコースの各レッスンを学習しましょう。

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