風水害から身を守る!
3.防災行政無線に注意

2点目は「市町村からの防災行政無線に注意する」ということです。

 平成5年(1993年)8月、豪雨に見舞われた鹿児島県郡山町(現鹿児島市)では、家庭内に設置された放送設備を通じてきめ細かく注意情報が伝えられました。多くの方は、これに従って避難したため、全壊家屋43棟などの大きな被害が出たにも関わらず人命は失われませんでした。

 多くの市町村では、広報用の屋外スピーカーが設置されていたり、家庭内に放送受信機が置かれています。これらは防災行政無線と呼ばれ災害時の緊急伝達のために非常に大切な設備です。

防災行政無線からは、「堤防が決壊しそうだ」「小学校が浸水した」など、身近な情報が流され、また、避難の呼び掛けも行われます。テレビやラジオとともに防災行政無線にも十分注意しましょう。

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