風水害から身を守る!
13.自分の住んでいる地域の危険を知ろう

最後に「自分の住んでいる地域の危険を知ろう」ということです。

 具体的な洪水の危険を知る方法として注目されているものに「洪水ハザードマップ」があります。これは、大雨で川が氾濫した際に浸水が予想される場所や浸水の深さを表した地図です。避難場所や避難の経路などの情報も示されます。
 平成10年(1998年)8月末、福島県郡山市は豪雨災害に見舞われました。この半年前、市は洪水ハザードマップを市民に配布していましたが、ハザードマップを見たことのある市民は見ていない市民よりも早い段階で避難を行う傾向にありました。
 あらかじめ市町村などから配布されるハザードマップなどで自分の回りの危険をよく知っておきましょう。

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