風水害
4.風水害の危険が迫った場合や発生した場合の行動

まずは情報収集が大切です。ラジオ・テレビやインターネットなどからの、台風や大雨に関する気象情報に注意しましょう。
台風が近づいているときや大雨のときは、むやみに外出するのは控えましょう。 外出先から早く帰宅し、非常時に備えます。

増水した小川や側溝、斜面や沢の出口などには、近づかないようにします。
いよいよ災害の危険性が高まると、防災行政無線や広報車などによって、市町村から避難の勧告や指示が伝えられますので、それに従います。


避難の勧告や指示がない場合でも、住んでいる場所の条件などによって危険となる場合がありますので、危険を感じたらすぐに避難します。とくに子どもやお年寄り、体の不自由な人がいる場合は早めに避難しておきます。【補足あり】

ちなみに、土砂災害ではいくつかの前兆現象が現れることもある、といわれています。
もしそれらの現象に気づいたときはすぐに避難しましょう。

避難するときは、紐で締められるなど、脱げにくく歩きやすいものをはいて外へ出ます。【イラストのような長靴は脱げやすいので、避難には不向きです】

冠水した場所を歩く時は、危険がどこに潜んでいるか分かりません。長い棒を杖代わりにして、水面下の安全を確認しながら歩きます。特に、流れの速い場所では、はぐれないように、お互いをロープで結んでおくとよいでしょう。

なお、避難の勧告や指示が解かれ、自宅に戻ってきたときは、家の安全を確認しましょう。特に断線した電線がないか、電線が家に触れていないか調べ、 あればすぐに電力会社に通報します。

近所にも知らせ、電線に触れないように注意しましょう。 自分で勝手に始末をしてはいけません。

災害時の行動については「いざというとき役立つ知識コース」で詳しくお知らせしています。ぜひご覧ください。

続きを読む