火山災害
5.「命を守るために」火山災害時の行動

火山の噴火によって災害が発生しそうなとき、私たちはどのような行動をとるべきでしょうか。

先ほども触れたように、火山活動の異常があれば「火山監視・情報センター」が「噴火警報」や「噴火予報」を発表します。テレビ、ラジオやインターネット、防災行政無線、広報車などの情報に注意しましょう。【補足あり】

デマやうわさなどに惑わされないためにも、正しい情報を知ることが大切です。

また、ご自分でも火山周辺の異常現象を発見したら、すぐに市町村役場、警察、気象台などに連絡してください。


異常現象というのは、噴気・噴煙の量の増加又は減少、群発地震・地鳴り、異常臭、山崩れ・地割れの増加など様々です。地下水、温泉の異変や動物の異常行動が噴火の前兆として認められることもあります。「いつもと違う」ことを感じとることが大切です。

市町村から避難の勧告や指示があった場合は、すみやかにそれに従い、行動します。とくに危険な場所にいる人は、異常を感じたら避難勧告・指示を待たずに自主避難することも必要です。

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