避難
3.津波に備えての避難

次に、津波からの避難についてみましょう。
海の近くで大きな揺れを感じたら、とにかく逃げましょう。
津波を見てしまったら「逃げ遅れ」を覚悟してください。
津波と競争しても勝てません。津波が来る前に逃げなければいけないのです。
時には、大きな揺れを伴わない津波もあります。揺れを感じたら、小さな揺れでもラジオやテレビなどからの情報に注意し、津波警報が発表されたら、火の元を確認し、すぐに逃げましょう。

海上では、沿岸にいる場合、大型船舶は沖へ、小型船舶は至急海岸につけて高台に逃げましょう。なお、沖合にいるときは、そのまま待機しましょう。


逃げる場所も問題です。あらかじめ指定された避難場所があれば、そこに逃げましょう。
旅先で避難場所を知らない場合は、高台に逃げましょう。
高台がなければ3階建て以上の鉄筋コンクリートの建物に逃げましょう。

運転中に地震が起きた場合は、車を道路の左側に寄せて、キーを差したままロックをせずに高台に歩いて逃げましょう。

いつ家にもどれるのでしょうか。津波は何回も押し寄せます。一度水が引いたときに忘れ物を取りにもどると、次の津波に襲われます。絶対に止めましょう。津波警報・注意報が解除されるまで、半日程度は避難所にとどまることを覚悟しておいてください。

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