気象庁から発表される情報
4.地震・津波に関する情報

地震に関する情報です。

地震発生直後、震源近くの地震計でとらえた観測データを解析して、各地での主要動の到達時刻及び震度を予測する予報・警報が緊急地震速報です。緊急地震速報を受信して避難行動をとることによって、被害を軽減させることが期待されます。


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さらに、平成25年8月からは震度6弱以上の地震が予想される場合、「特別警報」が発表されるようになりました。地震に関しては「緊急地震速報(震度6弱以上を想定したもの)」を特別警報に位置付けています。「特別警報」が出された場合は、これまでと同様に、揺れから身を守るなど、直ちに命を守るための行動をとる必要があります。

震度3以上が観測された場合、地震が発生してからおよそ2分後に「震度速報」が発表されます。「震度速報」では、震度3以上の全国およそ180に区分した地域名と地震の発生時刻を発表します。

その後、震源の位置、地震の規模、各地の震度などの情報が逐次発表されます。

津波に関する情報については、平成25年3月7日(木)から津波警報が変わりました。

津波による災害発生のおそれがある場合に、地震が発生してから約3分を目標に大津波警報、津波警報又は津波注意報が発表されます。その後、「予想される津波の高さ」、「津波の到達予想時刻」等の情報が発表されます。

津波警報には、予想される津波の高さに応じて「大津波警報」と「津波警報」の2種類があります。「大津波」は3m以上の場合、「津波」は1m―3mの場合です。予想される津波の高さは、1m、3m、5m、10m、10m超の5段階で発表されます。また、マグニチュード8を超える巨大地震の場合、「巨大」という表現を使って非常事態であることが伝えられます。

このうち、「大津波警報」を特別警報に位置付けています。「特別警報」が出された場合は、これまでと同様に、高台等に避難するなど、直ちに命を守るための行動をとる必要があります。


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津波注意報は、予想される高さが0.2m―1mの場合に出されます。この場合、海の中にいる人は、ただちに海から上がって海岸から離れてください。

以上が、地震・津波に関する情報です。

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