地域の防災リーダーの役割
2.平常時の自主防災組織の役割:補足

平常時の自主防災組織の役割について、補足です。
防災対策の7番目に、「要配慮者対策」が挙げられます。

要配慮者とは、必要な情報を迅速かつ的確に把握し、災害から自らを守るため、安全な場所に避難するなどの災害時の一連の行動をとるのに支援を要する人々をいい、一般的に高齢者、障がい者、乳幼児、などが挙げられます。

災害時に要配慮者が迅速に避難できるようにするためには、それぞれの要配慮者について、避難時に、「誰が、誰を、どのように支援するか」を事前に決めておくことが有効です。


各地の自主防災組織では、災害時に手助けが必要になる方々の名簿を作成し、避難が必要となった時に、誰が付き添って、どのようなルートでどこに避難するかの計画を定め、その計画が機能するか訓練を行う、といった取組が進められています。

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