津波対策(監修:今村文彦 東北大学教授)
7.浅水変形2(屈折現象)

意外に思われるのですが、岬でも津波は大きくなります。これは、速度の違いにより、岬の先端への集中化が生じるためです。左図の波峰線で、中央部は浅くなるために速度を低下させますが、左右ではそのままの早い速度です。この速度の違いで、回り込みがおき、岬の中央部に波が集中する事になります。

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