津波対策(監修:今村文彦 東北大学教授)
9.明治三陸大地震津波

明治29年(1896年)6月15日午後8時頃。
弱い地震の後大津波が三陸沿岸を襲いました。避難する間もなく、2万2千人もの死者が出ました。山名宗真はたった一人で、沿岸被災地区を調査し、被害の様子、津波来襲を詳細にまとめ、さらに、高地移転や防潮林など今後の対策について記しています。

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