災害情報(監修:廣井脩 東京大学大学院情報学環教授)
5.災害時iモード伝言板の使用方法

 このサービスはiモードの機能を使って文字情報として安否情報を登録したり、その内容を確認することができるものです。安否が登録できるのはドコモのiモード付き携帯電話で、被災地とその周辺の利用者に限られます。使い方はiモードメニューの操作画面の最初に出てくる災害用伝言板を選び、案内に従って進みます。
 まず、登録をします。これによってあなたのメッセージが保管され、家族や友人が内容を見ることができるようになります。メッセージは四種類用意されており、それを選ぶこともできますし、コメントを書くこともできます。文字数は一件につき100文字までです。
 次にこの内容でよければ登録を押し、伝言を登録します。登録をすると自動的に、利用した携帯電話の番号と登録日時が記録されます。登録件数は10件まで、それを超えると古いものから上書きされ、消されていきます。保存期間は最大3日間です。

 伝言の確認は全国からできます。災害用伝言板の確認項目を選び、安否を確認したい相手の携帯番号を入力して検索ボタンを押します。なお、この伝言の確認はドコモ以外の携帯電話やパソコンからもインターネット経由で利用することができます。
URLは(http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/index.html)
です。また、電話を使っての安否確認はNTTの災害用伝言ダイヤル171も利用できます。

(他の携帯電話各社も災害用伝言板サービスを提供しています。詳しくは各社のホームページ等をご参照ください。)

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