地震波には比較的早く到着するP波(初期微動)と、遅れて到着し主要な破壊を引き起こすS波(主要動)があります。緊急地震速報は、この地震波の伝達速度の差を活用し、大きな揺れが来る前に被害を軽減するための対策をとれるようにしようというものです。
平成19年10月から、気象庁は、一般の人々へ「緊急地震速報」の提供を開始しました。
この情報を利用して、列車やエレベーターをすばやく制御して危険を回避することやオフィス、家庭などですばやく避難行動をとることで被害を軽減させること等が期待されます。
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