災害情報(監修:廣井脩 東京大学大学院情報学環教授)
6.帰宅困難者対策

 ご家族との連絡は取れましたか?今、携帯電話は混み合って掛かりにくくなっています。比較的かかりやすいのはグレーや緑色の公衆電話です。安否の確認にはNTTの災害用伝言ダイヤル171や、NTTドコモのiモード災害用伝言板サービスが利用できます。案内の声や文字に従って安否の登録や確認をしてください。

 自宅に向かう道路や交通機関の状況を確かめましょう。
 テレビやラジオのほか、東京都など8都県市で作っている防災対策委員会のホームページで情報を知ることができます。これは携帯電話からも見ることができます。
 ホームページのアドレスは
(WWW.8tokenshi-bousai.jp/i/)です。

 次に道路を歩くときの注意です。
 余震が続いています。建物が倒れたり、上から物が落ちてきたりします。なるべく広い道路を建物から離れて歩きましょう。
 建物のそばを通らなければならないときには上に注意し、カバンなどで頭を保護することを考えましょう。
 足元にも注意をしてください。道路に物が散乱しています。地震で道に段差や割れ目ができていたり、マンホールのフタがずれていたりしています。

 帰宅途中での飲み水やトイレのお知らせです。
 必要な水、食料、トイレなどを利用できる施設があります。郵便局、都税事務所、ガソリンスタンドなどです。これらの施設では被害情報や道路情報を知ることもできます。

(他の携帯電話各社も災害用伝言板サービスを提供しています。詳しくは各社のホームページ等をご参照ください。)

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