私たちは強風によって様々な被害を受けますが、まず初めにどのような被害があるのかを見てみましょう。
　私たちが生活する建物は、強風によって瓦や屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたり、場合によっては壁が剥がれたりすることがあります。
　さらに、割れた窓から吹き込む風や雨によって、内部の家具などが吹き飛ばされたり、天井が落ちたりします。
　建物以外では、塀やフェンス、工事現場の足場、建物に付随する看板や空調設備が飛ばされることがあります。
　また、列車や自動車、船舶などの交通機関、鉄塔や電柱、電線などの送電設備に被害が出ると、日常生活に甚大な影響を及ぼすことになります。

さらに、農作物、樹木などの被害は言うにおよばず、風による波浪によって港湾施設、魚などの養殖施設が受ける被害も強風被害と言えるでしょう。