防災教育の普及啓発
5.津波防災意識向上に向けた防災教育(2)

○避難行動に関する知識

 東日本大震災の経験から、どのような状況にあっても一目散に高台等に避難するという、いわゆる「津波てんでんこ」の意識が注目されています。

 我が国の沿岸ではどこでも津波が襲来する可能性があります。そのため、強い地震(震度4程度)を感じたとき、又は弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、迷うことなく迅速かつ自主的にできるだけ高い場所に避難することが重要です。

 また、避難に当たっては徒歩によることを原則とすること、自ら率先して避難行動を取ることで他の住民の避難を促すことにもつながります。

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