非常通信システムの確保
12.予備の通信手段の確保

 防災行政無線を導入した場合でも、万が一それが機能しない場合を想定し、予備の通信手段の検討も行っておきましょう。
 防災行政無線以外にも、地域にはさまざまな通信手段があります。消防・警察などの無線はもちろん、タクシー会社の無線やアマチュア無線など、いざという時に通信手段として利用できるものは少なくありません。
 市町村としては、関係機関や関係団体などに事前に協力を依頼し、協定などを結んでおきましょう。そして、これら予備の通信手段についても、地域防災計画に位置づけておきます。また、防災行政無線が利用できない場合を想定した通信訓練なども行いましょう。

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