図上シミュレーション訓練では、班ごとに、リーダーや、状況付与票の読み上げ係、対応の記録係などを決めてから、実際の訓練が始まります。
まず、進行管理者から、各班へ災害の状況などを知らせる「状況付与票」が配布されます。各班の読み上げ係は、それを読み上げます。訓練参加者は、この時点で初めて発災時刻や被害の状況を知ることになります。
進行管理者からは、シナリオに沿って、次々と場面に応じた「状況付与票」が配布されます。各班では、それぞれの場面での「状況付与票」を基に 、周囲の状況を分析・推定しながら、自らの対応を考えます。また、他の班や関係機関に、問い合わせを行うことで訓練が進行していきます。
シナリオを一通り終えたら、班ごとに対応状況をまとめ、発表しあい、それぞれの対応の確認と評価を行います。
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