地震編-2 2日目から1週間まで
1.2日目から1週間まで

 地震発生から2日目に入ると、発災直後の混乱はやや落ち着き、一刻を争う救出・救助活動も系統立って行われるようになります。一方で、避難所などでは、被災者が不自由な生活を続けているでしょう。
 この段階で市町村が果たすべき重要な役割は、住民の被災生活を安定させるため、応急対応を本格的に軌道に乗せることです。
 このレッスンでは、このように応急対応の本格化を目指す2日目から1週間までの期間を、「発災後2日目から3日まで」と「発災後4日目から1週間まで」の2つの場面に分けています。それぞれの場面で市町村はどのような対応を行うべきか、そこにどのような難しさがあるかを、順に見てみましょう。

続きを読む