風水害編(竜巻等突風)-警戒段階から発生時
3.竜巻注意情報が発表された場合の対応

竜巻注意情報が、当該市町村の属する都道府県に発表された場合には、気象の変化に注意するとともに、竜巻発生確度ナウキャストを用いて、実況及び予測で、発生確度2、発生確度1、発生確度表示なしのいずれの状況なのかを確認します。竜巻発生確度ナウキャストは、激しい突風が発生する可能性が高い領域を、2段階の発生確度で表したもので、10km格子単位に表示されているため、当該市町村が発生確度1または2の範囲に含まれているかどうかは、目視により判断します。また、その情報は10分ごとに更新されています。

気象の変化については、空を見て、積乱雲が近づくときの特徴がないか注意します。

〔積乱雲が近づくときの特徴〕
・空が急に暗くなる

・雷が鳴る

・大粒の雨やひょうが降り出す

・冷たい風が吹き出す等


なお、強い降水域の接近については、気象レーダー画像で確認することができます。

また、竜巻注意情報が発表された段階で、多くの人が集まったり、安全確保に時間を要したりする学校、社会福祉施設、集客施設等の管理者等に対し、既存の連絡体制や同報メール、同報ファックス等を用いて情報伝達を行います。

なお、竜巻の目撃情報があった際に、その地域を示して発表する竜巻注意情報は、通常の竜巻注意情報に比べると確度が高いものとなることから、時機を失することなく住民等へ伝達する必要があります。

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