東海地震に関連する情報とその対応
1.東海地震に関連する情報とその対応

 我が国には、繰り返し大きな地震が起こる地域があります。その中でも、特に駿河湾を震源とする「東海地震」は、1970年代から「いつ起こってもおかしくない」と言われ、地震予知を含めた特別な対策が進められてきました。
 このレッスンでは、東海地震がどのような地震なのか、その発生が予知された場合にはどのような情報が出され、どのように対応することになるのかなどについて学びます。
 なお、このレッスンでの市町村の対策は、耐震性に問題のない庁舎での活動を前提にして解説しています。庁舎の耐震性に問題がある場合は、長期的には耐震化を図ることが必要であり、短期的には情報の収集・伝達や広報に支障を来さないよう防災行政無線の設置場所などに配慮しておく必要があります。

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