竜巻は、狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらします。建物も大きな被害を受けますが、まずは身を守るための対策として、情報収集が必要です。

「竜巻注意情報」は、竜巻の発生する"危険な気象状況"をお知らせして、身を守るための行動の準備を促すものです。竜巻発生の可能性に応じて、段階的な情報発表を行います。1つ目は、半日から1日前に、「竜巻など激しい突風のおそれ」と明記されている「気象情報」が発表されます。2つ目は、数時間前に、落雷、ひょう等とともに「竜巻」とキーワードが付記された「雷注意報」が発表されます。そして3つ目は、0から1時間前に、今まさに竜巻の発生しやすい気象状況になっていることをお知らせする「竜巻注意情報」が発表されます。

また、常時（10分毎）に発表される「竜巻発生確度ナウキャスト」では、激しい突風が発生する可能性が高い領域を、2段階の発生確度で表します。