緊急輸送道路の確保
6.障害物の除去

 あらかじめ指定した緊急輸送道路は、倒壊したブロック塀や落下した看板などによって通行できなくなることもあります。また、道路上の放置車両などが、通行の障害となることもあるでしょう。
 このような場合は、ほかの道路に先駆けて、早急にこれらの障害物を除去しなければなりません。
 この作業はそれぞれの道路管理者が、建設業者などに要請して行います。市町村としては、こうした作業を円滑に進めるため、あらかじめ地元の業界団体などと協定を結んでおくとよいでしょう。また、発災直後からその活動が始められるよう、事前に各路線ごとに担当業者を割り当てておくことも有効です。

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