輸送手段の確保
3.輸送手段の種類

 次に、輸送のための手段について考えてみましょう。輸送手段は、大きく分けて、陸上、航空、海上の3種類があります。
 陸上輸送は、さらにトラックやバスなどの自動車と鉄道に分かれます。
 航空輸送としては、ヘリコプターや航空機があります。また、海上輸送としては船舶があり、沿岸部の地域が被災した場合には有効な輸送手段になります。
 これらの輸送手段には、それぞれ特徴があります。このうち何を活用するかは、輸送するものの緊急性、輸送量や、道路・港湾などの被災状況、輸送手段の調達可能性などを、総合的に勘案して決めることになるのです。
 以下、代表的な輸送手段の特徴を詳しく説明します。

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