二次災害の防止
1.二次災害の防止

 地震の後にしばらく時間がたってから火災が発生したり、洪水で危険物施設から有毒物質が流れ出したりすることで、被害がさらに拡大することがあります。このように、地震や風水害などで直接生じた被害とは別に、それをきっかけに新たに発生する災害は、「二次災害」と呼ばれます。
 二次災害は、時には、もとの災害による直接被害をはるかに超えるほど、大きな被害をもたらすこともあります。
 このレッスンでは、地震と風水害の際に起こる二次災害にはどのようなものがあるか、これを防止するためにはどうしたらよいかについて学びます。
 地震直後に起こる火災については、地震の直接被害と位置づけ、「火災への対応」レッスンで解説します。

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