避難に関する第三の要素として、「避難誘導」について考えてみましょう。
避難誘導は、多くの場合、消防職員、消防団員、警察官や自主防災組織のリーダーなどと連携して行います。
その実施に当たっては、避難者を誘導するという直接的な活動だけでなく、それに付随するさまざまな活動が必要となります。例えば、状況に応じた避難ルートの検討、避難路の安全確保などが、これに当たります。市町村としては、このようなさまざまな活動について、関係機関も含めて、役割分担や連携のあり方をあらかじめ検討し、避難計画を定めておくことが重要です。
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